鳳坂バイパス
鳳坂バイパス(ほうさか バイパス)は、福島県岩瀬郡天栄村を通る国道118号のバイパス道路である。
概要
- 起点:岩瀬郡天栄村牧之内
- 終点:岩瀬郡天栄村羽鳥
- 延長:3.4km
- 幅員:6.0(8.0) m[1]
- 国道118号は中通り地方と会津地方を結ぶ地域連携道路であるが、鳳坂峠を通過する区間では急カーブ、急勾配が連続し、特に冬期間の積雪、路面凍結により安全で円滑な通行に支障をきたしていた。このことから東日本大震災からの復旧・復興事業の一つとして当バイパスが事業化され、2022年11月27日に全線で供用が開始された[2]。開通により地域の経済、観光振興のほか、救急搬送時間の短縮などが期待されている[3]。
沿革
- 2013年度 - 事業着手
- 2016年度 - 鳳坂トンネル工事着手
- 2017年
- 6月16日 - 鳳坂トンネル起工式実施[4]
- 2018年度 - 一本木橋下部工工事着手
- 2019年度 - 一本木橋上部工工事着手
- 2021年度 - 橋梁工事完了
- 7月5日 - 鳳坂トンネル貫通[5]
- 2022年
- 11月27日 - 供用開始
道路施設
- 鳳坂トンネル
- 全長:2,538m
- 幅員:6.0(7.0)m
- 高さ:4.5m
- 施工:大林組[6]
- 工法:新オーストリアトンネル工法(NATM)[7]
- 一本木橋
- 全長:49m
- 事業中は「羽鳥橋」との仮称が付けられていた。
接続路線
- 国道118号須賀川方面
- 福島県道58号矢吹天栄線
- 国道118号下郷方面
脚注
[脚注の使い方]