風のメロディ

曖昧さ回避 この項目では、チューリップのシングルについて説明しています。鴉のシングルについては「風のメロディ (鴉の曲)」をご覧ください。
「風のメロディ」
チューリップシングル
初出アルバム『チューリップ・ガーデン
B面 ともだちのあなただから
リリース
規格 シングル・レコード
ジャンル J-POP
レーベル EXPRESS
作詞・作曲 財津和夫姫野達也
チャート最高順位
チューリップ シングル 年表
娘が嫁ぐ朝
1976年
風のメロディ
1976年
ブルー・スカイ
1977年
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風のメロディ」(かぜのメロディ)は、1976年9月5日に発売されたチューリップ通算11枚目のシングル

解説

シングルとしては唯一の、財津和夫姫野達也による共作曲でありツインボーカル曲。シングルA面で姫野がリードボーカルをとった最後の曲でもある。姫野が作ったAメロを財津が発展させ作曲した。

同年発売のアルバム『MELODY』用に作成されたが、アルバムに収録することでシングルを買わない人が発生するのを避けるために、最終的にアルバム未収録作品となった。ただし、チューリップの代表曲の一つとして『チューリップ・ガーデン』など多くのベスト盤に収録されているため入手は容易である。

第一期及び再結成後のライブの定番曲であるが、オリジナルがフェードアウトして終わるのに対して、ライブでは最後にギターが見せ場を作るオリジナルバージョンとなっている。

カップリングの「ともだちのあなただから」ではテープレコーダーのテープスピードを落とした状態でボーカルダビングし、再生時に通常スピードに戻すバリピッチを利用したレコーディングテクニック[1]が採用された。

収録曲

作詞:財津和夫 編曲:チューリップ

  1. 風のメロディ
  2. ともだちのあなただから
    • 作曲:財津和夫

脚注

  1. ^ 演奏のピッチを変えずに録音された声だけピッチが上がる為、女性のような声を得る事が出来る。アメリカのノベルティソングから広まった手法で、アニメキャラクターアルビンとチップマンクス、日本ではザ・フォーク・クルセダーズの「帰って来たヨッパライ」やあんしんパパの「はじめてのチュウ」などが代表的。1980年代に入って高性能のピッチシフターが登場するとこの手法は使われなくなっていった。

関連項目

チューリップ
シングル
  • (私の小さな人生)
  • 魔法の黄色い靴
  • 一人の部屋
  • 心の旅
  • 夏色のおもいで
  • 銀の指環
  • 青春の影
  • ぼくがつくった愛のうた〜いとしのEmily〜
  • サボテンの花
  • 悲しきレイン・トレイン
  • 娘が嫁ぐ朝
  • 風のメロディ
  • ブルー・スカイ
  • WELCOME TO MY HOUSE
  • 夕陽を追いかけて
  • 約束
  • 虹とスニーカーの頃
  • I am the Editor〜この映画のラストシーンは、ぼくにはつくれない〜
  • さよなら道化者
  • ふたりがつくった風景
  • We Can Fly
  • 星空の伝言
  • 夏の夜の海
  • たったひとりのオーディエンス
  • 愛の迷路
  • it WAS love
  • もっと幸せに素直になれたら
  • アイ・アイ・アイ
  • 涙のパーティー
  • くちづけのネックレス
  • 愛の風
  • Morning Squall/愛になりたい
  • 抱きあって
  • 真っ赤な花と水平線
  • ストロベリー・スマイル
  • We believe in Magic
  • シェア
  • この愛は忘れていいよ
  • あなたのいる世界
  • hope
  • 青春の影 vs 心の旅 2006 Anniversary Mix
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