金子扶生

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金子扶生（かねこふみ、1992年 - ）は、大阪府大阪市城東区^[1]出身のバレリーナである。英国ロイヤル・バレエ団に所属し、2021年にはダンサーの最高位であるプリンシパルに昇格した。

略歴

地主薫エコール・ド・バレエにて学ぶ。
2008年、ヴァルナ国際バレエコンクールで金賞を受賞。
2009年、モスクワ国際バレエコンクールで銀賞を受賞。
2010年、USAジャクソン国際コンクールで銀賞を受賞。同年、地主薫バレエ団に入団、『くるみ割り人形』のクララ、金平糖の精、『ドン・キホーテ』のキトリなどメインとなる配役を務める。
2011年、英国ロイヤル・バレエ団に入団。2012年にソリスト、2018年にファースト・ソリストに昇進している^[2]。2019年には『眠れる森の美女』のオーロラ姫役を担い、存在感を示した^[3]。
2021年5月18日、ロイヤル・バレエ団は、金子を最高位のプリンシパルに昇格させると発表した^[4]。同月20日、『ウィズイン・ザ・ゴールデン・アワー（英語版）』（クリストファー・ウィールドン振付）の舞台でプリンシパルとしてデビューした^[5]。

^ “広報誌こぼれネタ！ 10月号(城東区のきらりヒト　世界にはばたくバレリーナ)”. www.city.osaka.lg.jp. 2024年5月16日閲覧。
^ “Fumi Kaneko — People — Royal Opera House”. www.roh.org.uk. 2021年1月10日閲覧。
^ “【インタビュー】英国ロイヤル・バレエ金子扶生「作品の長い歴史を思うと、踊れることが夢のよう」～シネマシーズン2019/20「眠れる森の美女」が9/4から再上映”. バレエチャンネル (2020年9月3日). 2021年5月19日閲覧。
^ “金子扶生さん「最高位」に　英の名門・ロイヤルバレエ団”. ＦＮＮプライムオンライン (2021年5月19日). 2021年5月19日閲覧。
^ “英国バレエ通信〈第21回・後編〉〜英国の劇場再開（2）英国ロイヤル・バレエ「21st-Century Choreographers」”. バレエチャンネル (2021年5月31日). 2021年11月23日閲覧。