都道府県関連の楽曲一覧(とどうふけんかんれんのがっきょくいちらん)は、日本の都道府県が公的に制定している都道府県民歌や各種の愛唱歌、体育歌、音頭等の一覧である。
- 特定の行事・イベント(国民体育大会、博覧会、全国植樹祭など)用に作られ、終了後は演奏されなくなったテーマソング等は含めない。ただし、それらのテーマソングが行事・イベントの終了後に恒常的な楽曲として追認を受けた場合はその限りではない。
- 参考として、都道府県を活動範囲とする地方紙や民間団体等が作成した各種の愛唱歌を掲載する場合がある。
北海道
- 道民歌
北海道では以下の3曲を「北海道民のうた」として制定している[公式 1]。
- 光あふれて(行進曲) - 1967年(昭和42年)5月27日制定
- 作詞:太田武彦 補作:北海道民のうた選定委員会 作曲:中村八大
- 第44回はまなす国体の道旗掲揚時を始め、通常は「光あふれて」が代表曲として演奏される[1]。
- むかしのむかし(ホームソング) - 同上
- 作詞:広瀬龍一 補作:北海道民のうた選定委員会 作曲:中田喜直
- 北海ばやし(道民音頭) - 同上
- 作詞:清原千晴 補作:北海道民のうた選定委員会 作曲:廣瀬量平
- 参考
青森県
- 県民歌
- 県民歌以外の楽曲
- 青森りんご音頭[4] - 1971年(昭和46年)発表
- 作詞・作曲:小倉尚継
- 県民音頭[4]。
- 参考
岩手県
映像外部リンク |
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県民の歌 歌:立川澄人、伊藤京子 演奏:オーケストラ - YouTube(岩手県公式動画チャンネル) |
- 県民歌
- 県民歌以外の楽曲
宮城県
映像外部リンク |
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宮城縣民歌「輝く郷土」(1946年)レコード版 - YouTube(河北新報社) |
「宮城県民歌『輝く郷土』」(宮城県制150周年記念式典披露) - YouTube(宮城県インターネット広報資料室) |
- 県民歌
- 過去の県民歌
映像外部リンク |
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宮城縣民歌(1939年)〈宮城県制150周年記念特集〉 - YouTube(河北新報社) |
- 宮城県民歌[公式 5][8] - 1939年(昭和14年)2月5日制定
- 作詞:高松茂夫 作曲:東京音楽学校
- 歌詞・旋律のいずれも著作権保護期間を満了(パブリックドメイン)。河北新報の紙齢1万5000号記念事業として同社が選定し、県に寄贈した[9]。県では7年後に作られた2代目の「輝く郷土」のみを現行の県民歌と規定しているが[10]、公式サイトでは初代を県民愛唱歌に準じた形で2代目と合わせて紹介している。
- 県民歌以外の楽曲
秋田県
- 県民歌
- 秋田県民歌[公式 6] - 1930年(昭和5年)制定
- 作詞:倉田政嗣 補作:高野辰之 作曲:成田為三
- 歌詞・旋律のいずれも著作権保護期間満了(パブリックドメイン)。教育勅語渙発40周年記念。全4番だが、公的行事での演奏に当たっては後半部分(特に3番)を省略することが多い。大仙市の奥羽山荘前に歌碑がある。
- 県民の歌[公式 7] - 1959年(昭和34年)12月7日制定
- 作詞:大久保笑子 補作:県民の歌選定委員会 作曲:菅原良昭
- 八郎潟干拓事業着工・秋田県庁舎落成・第16回秋田まごころ国体開催記念。制定後は旧「秋田県民歌」に取って代わる状態であったが、1968年(昭和43年)に明治百年記念で作られた交響曲「大いなる秋田」で第3楽章に「秋田県民歌」・第4楽章に「県民の歌」が取り上げられたのを機に2曲が並立する扱いとなり現在に至っている。全3番だが、公的行事での演奏に当たっては2番を省略することが多い。
山形県
映像外部リンク |
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山形県民の歌 最上川 - YouTube(【県公式】やまがたChannel) |
- 県民歌
- 過去の県民歌
- 朝ぐもの[12] - 1947年(昭和22年)5月3日制定
- 作詞:原まこと 作曲:橋本國彦
- 旋律は著作権保護期間満了。憲法普及会山形県支部選定[12]。「最上川」の演奏自粛を受けて制定されたが不評のため短期間で形骸化し、1982年の「最上川」制定告示を以て廃止された。
- 県民歌以外の楽曲
福島県
- 県民歌
- 県民歌以外の楽曲
茨城県
- 県民歌
- 県民歌以外の楽曲
- 参考
栃木県
映像外部リンク |
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県民の歌Web特別演奏会 - YouTube(栃木県チャンネル) |
- 県民歌
- 県民の歌[公式 11] - 1962年(昭和37年)制定
- 作詞:岡きよし 補作:栃木県県章・県民の歌選定委員会 作曲:川島博
- 県民歌以外の楽曲
群馬県
- 県民歌
- 過去の県民歌
- 県民歌以外の楽曲
- 健康スポーツのうた - 1978年(昭和53年)発表
- 作詞:中島清一 補作:県民健康スポーツ祭のうた選考委員会 作曲・編曲:植村亨
- 体育歌。1978年6月の「健康スポーツ県宣言」の採択を記念して制定。
埼玉県
映像外部リンク |
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【埼玉県歌のプロモーション動画】1・2番(前編) - YouTube(埼玉県公式チャンネル) |
【埼玉県歌のプロモーション動画】3・4番(後編) - YouTube(埼玉県公式チャンネル) |
- 県歌
- 過去の県民歌
- 県民歌以外の楽曲
- 埼玉県民音頭 - 1965年(昭和40年)9月21日制定
- 作詞:藤倉瞕 補作:宮澤章二 作曲・編曲:平井康三郎
- 「埼玉県歌」「埼玉国体の歌」と同時に歌詞を公募して制定された。
千葉県
- 県民歌
- 県民歌以外の楽曲
- 千葉県民音頭 - 1964年(昭和39年)12月1日制定
- 作詞:白土健二 作曲:古賀政男
- 県民歌と同時に制定され、県民手帳に2曲合わせて紹介されている[20]。
- 夢呼ぶ青春(千葉県スポーツの歌)[21]
- 作詞:勝承夫 作曲:飯田信夫
- 体育歌。
東京都
- 都歌
- 都歌以外の楽曲
- この空は── - 1968年(昭和43年)発表
- 作詞:岡本和美 補作:サトウハチロー 作曲:古関裕而
- 東京奠都百年記念歌。
神奈川県
映像外部リンク |
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神奈川県の魂(ソウル)ソング?県民歌「光あらたに」 かなかなかぞく56話 - YouTube(かなチャンTV) |
- 県民歌
- 過去の県民歌
- 神奈川県々歌[23][24] - 1931年(昭和6年)2月制定
- 作詞:石井克昌[24] 作曲:船橋榮吉
- 旋律は著作権保護期間満了。「神奈川県行進歌」「相模小唄」と合わせて3部門で歌詞を一般公募したが、歌詞と楽譜を掲載した冊子『我が県の歌』では3曲とも作詞者の氏名が無く「神奈川県選定」とされていた[23]。初代の県民歌である[24]。
- 県民歌以外の楽曲
- みどりの神奈川を - 1975年(昭和50年)2月1日発表[25]
- 作詞:斉藤格 補作:まど・みちお 作曲:高木東六
- 県民愛唱歌[25]。
- みどりの賛歌 -みどりの仲間たち- - 1977年(昭和52年)制定[26]
- 作詞:岩崎文枝 補作:小杉高昭 作曲:本城泰浩 編曲:若松正司
- 県緑化推進キャンペーンソング。芹洋子の歌唱でレコード化された[26]。
- ふるさとの風になりたい - 2001年(平成13年)12月2日発表
- 作詞:星合節子 作曲:白井貴子
- 神奈川県21世紀の合唱曲。
新潟県
- 県民歌
- 県民歌以外の楽曲
- 越佐小唄 - 1948年(昭和23年)発表
- 作詞:関根ふみと 作曲:江口夜詩
- 県民歌と同時に歌詞を一般公募して作成された新民謡。日本コロムビアが製造した県民歌のレコードでB面に収録されている。
- 新潟県民スポーツの歌 - 1964年(昭和39年)発表
- 作詞:鈴木紘一 作曲:久住和麿
- 第19回新潟国体開催記念。大会テーマソング「新潟国体の歌」(作詞:桐生とし子、補作:サトウハチロー、作曲:服部正)とは別に恒常的な体育歌として作成された。
- 新潟の讃歌[公式 18] - 1981年(昭和56年)発表
- 作詞:中村千栄子 作曲:岩河三郎
- 全6部構成で「県民の曲」とされる。
富山県
- 県民歌
- 富山県民の歌[公式 19] - 1958年(昭和33年)4月1日制定
- 作詞:辻本俊夫 作曲:牧野良二
- 第13回富山国体開催記念。作詞・作曲とも一般公募。
- 御歌 立山の - 1927年(昭和2年)発表
- 作詞:昭和天皇(御製) 作曲:岡野貞一
- 旋律は著作権保護期間満了。山形県の「最上川」と同様に昭和天皇が皇太子時代の御製歌に曲を付け、終戦までは事実上の県民歌のように扱われたが「最上川」と異なり戦前・戦後を通じて制定告示は行われていない。戦後は新規に県民歌が制定されたため、天皇が県を行幸する際の奉迎歌として歌われるのが慣例となっている。立山頂上付近の三ノ越や雄山神社境内など複数の歌碑がある。
- 県民歌以外の楽曲
- 富山県賛歌 - 1983年(昭和58年)発表
- きみと歌おう想いをこめて
- 作詞:毛利忠義 補作:富山県賛歌製作委員会 作曲:岩河三郎
- あなたが愛する町だから
- 作詞:堀博一 補作:富山県賛歌製作委員会 作曲:岩河三郎
- ふるさと富山
- 作詞:福田三郎 補作:富山県賛歌製作委員会 作曲:岩河三郎
- 1983年の県政百周年記念事業として富山県賛歌制作委員会が3曲を選定した[27]。
- ふるさとの空[公式 20] - 2012年(平成24年)発表
- 作詞:布村勝志 補作:須藤晃 作曲:久石譲 編曲:山下康介
- 県民愛唱歌。県政130周年記念事業として作成され、県民手帳に「富山県民の歌」と併せて掲載されるようになった。
石川県
映像外部リンク |
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石川県民の歌 - YouTube(Ishikawa Pref) |
- 県民歌
- 過去の県民歌
- 石川県民の歌(初代)[28] - 1948年(昭和23年)発表
- 作詞:信原俊行 作曲:金沢交響楽団
- 旋律は著作権保護期間満了。県が提唱した「新日本建設国民運動」の一環として県民歌と「工場生産増強の歌」の2部門で歌詞を一般公募した。金沢蓄音機館にテイチク製造のSPレコードが現存しており[28]、国立国会図書館「歴史的音源」に提供されている[29]。戦後復興を強調した歌詞のため短期間で演奏実態が無くなったとみられるが、形式上は本楽曲が「初代の県民歌」とされる。
福井県
映像外部リンク |
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新福井県民歌(手話) - YouTube(GO! GO! はぴりゅう!! 全力応援TV) |
- 県民歌
- 福井県民歌[公式 22] - 1954年(昭和29年)5月1日制定、2014年(平成26年)に「新福井県民歌」へ改訂[公式 23]
- 作詞:三好達治 作曲:諸井三郎(旧)、小松長生(新)
- 歌詞は著作権保護期間満了。1954年制定の旧版が「高音で歌いにくい」と不評だったことや原詞の5番にある市郡の数が現状を反映していないため、2014年に旧版の2・5番を廃止して1・3・4番を抜粋し新規に曲を付ける改訂を行った。
- 県民歌以外の楽曲
- 意気の若越[30] - 1954年(昭和29年)発表
- 作詞:勝承夫 作曲:團伊玖磨
- 県民愛唱歌[30]。ビクターが製造した県民歌(旧版)のSPレコードでB面に収録されている。
- この明るさのなかにゆけ - 1968年(昭和43年)発表
- 作詞:原道夫 補作:星野哲郎 作曲:山崎正清
- 体育歌。第23回福井国体開催を記念して作成。
山梨県
映像外部リンク |
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3 山梨県の歌 合唱 ピアノver - YouTube(山梨チャンネル) |
- 県民歌
- 山梨県の歌[公式 24] - 1950年(昭和25年)8月12日制定
- 作詞:矢沢千里 補作:「山梨県の歌」歌詞審査委員会 作曲:岡本敏明
- 県政60周年記念。
- 県民歌以外の楽曲
長野県
映像外部リンク |
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信濃の国4K映像 - YouTube(koho koho) |
- 県歌
- 過去の県民歌
- 長野県民歌[公式 27] - 1947年(昭和22年)9月制定
- 作詞:北村隆男 作曲:前田孝
- 憲法普及会長野県支部選定。山形県の「朝ぐもの」と同様に不評のため短期間で演奏されなくなり、1968年の「信濃の国」制定告示を以て廃止された。
岐阜県
- 県民歌
- 岐阜県民の歌[公式 28] - 1955年(昭和30年)4月1日制定
- 作詞:永縄半助 作曲:服部正
- 制定から10年余りは非公式の扱いとされて来たが[31][32]、2006年(平成18年)に下呂市で開催された全国植樹祭のテーマソングとして選定されたのを機に演奏の機会が増加している。
- 県民歌以外の楽曲
- 岐阜の児 - 1955年(昭和30年)4月1日制定
- 作詞:池田豊穂 作曲:團伊玖磨
- 県民愛唱歌。「岐阜県民の歌」で佳作に入賞した作品をビクター製造のSPレコードでB面に収録。
静岡県
映像外部リンク |
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静岡県歌 - YouTube(shizuokapref) |
しずおか賛歌「富士よ夢よ友よ」 - YouTube(shizuokapref) |
- 県歌
- 静岡県歌[公式 29] - 1968年(昭和43年)8月14日制定
- 作詞:羽切喜三 補作:県歌制定審議会 作曲:中田喜直
- 県歌以外の楽曲
- 富士よ夢よ友よ(しずおか賛歌)[公式 29] - 1990年(平成2年)発表
- 作詞:白鳥時次 作曲:南荘宏
- 県民愛唱歌。
愛知県
- 県民歌
- われらが愛知[公式 30] - 1950年(昭和25年)8月15日制定
- 作詞:若葉清成 補作:西條八十 作曲:古関裕而
- 第5回愛知国体開催を記念し県章と同時に制定。県民歌の制定動機で最多とされる「国体県民歌」の第1号。
三重県
映像外部リンク |
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三重県民歌 - YouTube(チャンネル三重県) |
- 県民歌
滋賀県
- 県民歌
- 滋賀県民の歌[公式 32] - 1954年(昭和29年)6月15日制定
- 作詞:蓼沢猟 補作:西條八十 作曲:古関裕而
- 滋賀会館落成記念。会館の廃止に伴い移設された歌碑が滋賀県庁舎前にある[33]。
- 県民歌以外の楽曲
- 琵琶湖周航の歌[公式 33] - 1917年(大正6年)発表
- 作詞:小口太郎 作曲:吉田千秋
- 歌詞・旋律のいずれも著作権保護期間を満了(パブリックドメイン)。県民愛唱歌などの公的な指定は受けていないが旧制第三高等学校の寮歌として戦前から広く親しまれており、県民手帳に「滋賀県民の歌」と併せて掲載されている[33]。
- ウィキソースには、琵琶湖周航の歌の原文があります。
- びわこ賛歌 びわ湖とともに - 1981年(昭和56年)発表
- 作詞:山上路夫 作曲:いずみたく
- 県民愛唱歌。第36回びわこ国体開催を記念して作成された。
- びわこ音頭 - 1981年(昭和56年)発表
- 作詞:南英市 作曲:遠藤実
- 県民音頭[34]。県民愛唱歌「びわこ賛歌」と併せて国体開催を記念して作成された。
京都府
- 府歌
大阪府
- 府歌
- 府歌以外の楽曲
兵庫県
- 県民歌
- 兵庫県民歌[35] - 1947年(昭和22年)5月3日制定[36]
- 作詞:野口猛 作曲:信時潔
- 旋律は著作権保護期間満了。日本国憲法公布を記念して制定された「復興県民歌」の1曲で[35]、県政資料館や県立図書館に小磯良平が表紙画を描いた楽譜が現存しているが県からは制定事実を含めて楽曲の存在を否定されており『事典』『地図』『総覧』『全国』のいずれも「未制定」扱いとなっている。
- 県民歌以外の楽曲
- こころの花ばたけ[37] - 1965年(昭和40年)発表
- 作詞:橋本竹茂 作曲:百瀬三郎
- 毎年6月1日に県と市町が実施する「善意の日」のキャンペーンソングとして作成された。『地図』には「兵庫県民歌」でなくこの楽曲が掲載されている[37]。
- ふるさと兵庫[公式 35] - 1980年(昭和55年)発表
- 作詞・作曲:後藤悦治郎
- 1980年に県へ寄贈された楽曲で、長らく県政広報番組の主題歌として使用された。2006年(平成18年)の第61回のじぎく兵庫国体では県から存在を否定されている県民歌の代用曲として開会式の県旗掲揚時に演奏され、以降も県主催の行事で演奏の機会が設けられるようになったが[38]、県では「県民歌でも県民愛唱歌でもない」としている。
奈良県
- 県民歌
- 奈良県民の歌[公式 36] - 1968年(昭和43年)3月1日制定
- 作詞:萩原四朗 作曲:福島正二
- 県の公式サイトでは制定経緯を簡略に紹介するのみだが、県民手帳に歌詞と楽譜が掲載されている。
- 県民歌以外の楽曲
- 奈良県民音頭 - 1968年(昭和43年)3月1日制定
- 作詞:木村龍平 作曲:長津義司
- 県民音頭。県民歌と同一の告示で制定され[公式 37]、県民手帳でも併せて紹介されている。
和歌山県
映像外部リンク |
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和歌山県民歌 - YouTube(WakayamaPref) |
- 県民歌
- 和歌山県民歌[公式 38] - 1948年(昭和23年)制定
- 作詞:西川好次郎 作曲:山田耕筰
- 旋律は著作権保護期間満了。作詞者の出身地である日高川町美山支所の近くに歌碑が建てられている[39]。
- 県民歌以外の楽曲
- 和歌山県県勢歌 - 1939年(昭和14年)5月10日制定[40]
- 作詞:山名貫児、三溝信雄[41] 作曲:鈴木富三[41]
- 和歌山県統計協会選定[40]。
- 友は呼ぶ(和歌山県民スポーツの歌)[42] - 1969年(昭和44年)発表
- 作詞:小川留美子 作曲:北原雄一
- 体育歌。第26回黒潮国体開催記念。
鳥取県
映像外部リンク |
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わきあがる力【鳥取県民歌】 - YouTube(公益社団法人日本フォークダンス連盟) |
- 県民歌
- わきあがる力[公式 39] - 1968年(昭和43年)10月23日制定
- 作詞:鳥取県県民歌制定委員会 作曲:團伊玖磨
- 明治百年記念。
島根県
- 県民歌
- 薄紫の山脈[公式 40] - 1951年(昭和26年)3月制定
- 作詞:米山治 作曲:古関裕而
- サンフランシスコ講和条約締結記念。歌詞は全3番だが「制定時との人口の乖離が著しくなっている」と言う理由により、公的行事での演奏は2番までで止められることが多い[43]。
- 青い空なら - 1951年(昭和26年)3月制定
- 作詞:宮田隆 作曲:古関裕而
- 県民歌の公募で「薄紫の山脈」と同時に選定された楽曲で、日本コロムビアが製造したSPレコードのB面に収録。制定当初は2曲とも「県民の歌」とされていたが、1982年(昭和57年)の第37回くにびき国体を機に「薄紫の山脈」へ一本化されたとみられる[44]。
岡山県
- 県民歌
- 作詞:石井梅香 作曲:水野康孝
- 県庁舎落成記念。2013年(平成25)年の時点では県民手帳に掲載されていたが[46]、2020年(令和2年)版では削除されており県の公式サイトでも一切紹介されていない。
- 県民歌以外の楽曲
映像外部リンク |
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『岡山県ニュース』みんなでうたおう 〜岡山県スポーツの歌〜 - YouTube(RSKプロビジョン) |
広島県
- 県民歌
- 県民歌以外の楽曲
山口県
- 県民歌
- 山口県民の歌[公式 41] - 1962年(昭和37年)9月3日制定
- 作詞:佐藤春夫 作曲:信時潔
- 歌詞・旋律のいずれも著作権保護期間を満了(パブリックドメイン)。県政90周年および翌年の第18回山口国体開催を記念して県章・県旗と同時に制定した。3代(4曲)目の県民歌で、作曲者には初代と同じ信時潔が再起用されている[50]。
- 過去の県民歌
- 山口県民歌(初代)[50] - 1940年(昭和15年)2月11日制定
- 作詞:渡辺世祐 補作:高野辰之 作曲:信時潔
- 歌詞・旋律のいずれも著作権保護期間を満了(パブリックドメイン)。皇紀二千六百年記念歌で、終戦後は公的に演奏されなくなった。
- 山口県民の歌(2代目)[50] - 1951年(昭和26年)3月28日制定
- 歌詞A(朝だ大気を)
- 作詞:岩本邦子 作曲:大村能章
- 歌詞B(波かすむ)
- 作詞:清川妙 作曲:大村能章
- 2曲とも旋律は著作権保護期間満了。初代県民歌の廃止後に歌詞を一般公募し、2曲同時に入選作として選定された。後年にエッセイストとして活躍した清川妙が作詞した歌詞Bでは、日本国憲法第9条が取り上げられている。
- 県民歌以外の楽曲
- のばせ山口[50] - 1963年(昭和38年)発表
- 作詞:橋本正之 作曲:片山正見
- 第18回山口国体の開催を記念して当時の知事が自ら作詞した行進曲[50]。日本コロムビアが製造した3代目「山口県民の歌」のシングル盤でB面に収録されている。
- みんなのふるさと[公式 42] - 1979年(昭和54年)発表
- 作詞:国兼由美子 作曲:田村洋
- 県民愛唱歌[50]。
徳島県
- 県民歌
- 過去の県民歌
- 徳島県民歌(初代)[51] - 1939年(昭和14年)9月制定
- 作詞:金沢治 補作:富田砕花 作曲:服部良一
- 国民精神総動員徳島県委員会選定。戦後も3番の歌詞を部分的に改訂して演奏されたが[51]、1971年に現県民歌へ代替わりした。
- 参考
香川県
映像外部リンク |
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香川県民歌【合唱】 - YouTube(PrefKagawa 香川県インターネット放送局 『ちょっとみてみまい』) |
- 県民歌
- 参考
愛媛県
- 県民歌
- 愛媛の歌[公式 45] - 1973年(昭和48年)2月20日制定
- 作詞:岩本義孝 作曲:中田喜直
- 県政100周年記念。3代目の県民歌である。2代目の県章と同時に制定され、県章は1989年(平成元年)に3代目のものと代替わりしたが県民歌はそのまま存続した。
- 過去の県民歌
- 愛媛県民歌[54] - 1938年(昭和13年)11月制定
- 作詞者不詳 作曲:栗田国彦[55]
- 県の「国民精神作興週間」に合わせて発表されたが[54]、作成経緯および作詞者は不詳。初代かつ中国・四国地方では最初に制定された県民歌である。
- 愛媛県民の歌[56] - 1952年(昭和27年)制定
- 作詞:洲之内徹 作曲:土岐善麿
- 県旗のデザインと同時に歌詞を一般公募したが、入選作が無く審査委員の洲之内徹が作詞。2代目の県民歌である。
高知県
- 県民歌
- 高知県民の歌[公式 46] - 1953年(昭和28年)9月6日制定
- 作詞:西村貞夫[注 4] 作曲:濱田正形
- 県民歌以外の楽曲
- Light Blueの空(高知県スポーツ賛歌)[57] - 2002年(平成14年)発表
- 作詞:猿田忠博 作曲:瀬戸口重利 編曲:TANAKA MASARU
- 体育歌。第52回よさこい高知国体開催を記念して作成。
福岡県
- 県民歌
- 県民歌以外の楽曲
- ふくおか音頭[公式 47] - 1970年(昭和45年)10月17日制定
- 作詞:山県寿一 補作:持田勝穂 作曲・編曲:安藤実親
- 県民音頭。県民歌と同時に制定された。
佐賀県
映像外部リンク |
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佐賀県民の歌 - YouTube(SagaKouhouMovie) |
- 県民歌
- 佐賀県民の歌[公式 48] - 1974年(昭和49年)2月11日制定
- 作詞:明石省八 作曲:團伊玖磨
- 県政90周年、第31回若楠国体開催記念。平成期に後述のイメージソングが作られて以降は県民手帳から削除されていたが、2019年(平成31年/令和元年)版より26年ぶりに掲載されるようになった[58]。2代目の県民歌である。
- 過去の県民歌
- 県民歌以外の楽曲
- 佐賀県民体育大会歌[60]
- 作詞:久部勝義 作曲:陶山聡
- 県民体育大会のテーマ曲として作成された。『地図』では旧「佐賀県民歌」でなくこの曲が紹介されている[60]。
映像外部リンク |
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風はみらい色 - YouTube(SagaKouhouMovie) |
栄(さかえ)の国から - YouTube(SagaKouhouMovie) |
- 風はみらい色(佐賀県イメージソング)[公式 49] - 1993年(平成5年)発表
- 作詞:南英市 補作詞・作曲・編曲:財津和夫
- 栄の国から(さが・ふるさとの歌)[公式 50] - 2000年(平成12年)発表
- 作詞:駒井瞭 補作:いではく 作曲:遠藤実 編曲:佐々永治
- 県民愛唱歌と県民音頭を兼ねており、毎年8月開催の佐賀城下栄の国まつりで総踊りが行われる。
長崎県
映像外部リンク |
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長崎県民歌"南の風" - YouTube(nagasakipref 長崎がんばらんばチャンネル) |
- 県民歌
- 南の風[公式 51] - 1961年(昭和36年)6月1日制定
- 作詞:県民の歌作詞委員会 作曲:山口健作
- 歌詞は著作権保護期間満了。
- 県民歌以外の楽曲
- 長崎県民音頭[61] - 1959年(昭和34年)4月発表
- 作詞:脇太一 作曲:木野普見雄
- 県民音頭。県民歌に先んじて歌詞の一般公募が行われ、日本コロムビアが製造した「南の風」のSPレコードでB面に収録された。
熊本県
- 県民歌
- 過去の県民歌
- 菊池盡忠の歌[63] - 1943年(昭和18年)10月制定
- 作詞:出田聡明 作曲:丹後正
- 第二次世界大戦中に横溝光暉知事の提唱で作成され、県発行の『菊池精神発揚読本』に掲載された[64]。全16番と長大だが、略式の場合は1・2・14・16番を抜粋して演奏される。終戦後にGHQから一切の演奏を禁じられたことに伴い廃止され[63]、15年後に2代目の「熊本県民の歌」が制定された。
- 県民歌以外の楽曲
- 火の国旅情 - 1984年(昭和59年)発表
- 作詞:岩代浩一、中沢昭二 作曲:岩代浩一
- 県のキャンペーンで採用されてから県内外で広く愛唱されており、一部では「県民歌として制定された」と紹介される場合もあるが[65][注 5]、県では「熊本県のことを歌った歌として、広く親しまれている」楽曲の一つと定義している[62]。
大分県
- 県民歌
- 県民歌以外の楽曲
- 参考
- 大分県行進曲[66] - 1935年(昭和10年)発表
- 作詞:庄武憲太郎 作曲:江口夜詩
- 歌詞は著作権保護期間満了。豊州新報社選定。戦前・戦後を通じて県下で幅広く愛唱され、後継紙の大分合同新聞では県内一周大分合同駅伝のテーマ曲として街頭宣伝に用いている。『地図』では「広く歌われている歌」の扱いで紹介しており[66]、2004年(平成16年)までは県民手帳にも掲載されていた。
宮崎県
- 県民歌
- 宮崎県民歌[公式 54] - 1964年(昭和39年)6月30日制定
- 作詞:酒井祐春 作曲:飯田信夫
- 県再置80周年記念[公式 55]。2代目の県民歌である。
- 過去の県民歌
鹿児島県
映像外部リンク |
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鹿児島県民の歌 - YouTube(鹿児島県公式チャンネル) |
- 県民歌
- 県民歌以外の楽曲
沖縄県
- 県民歌
- 県民歌以外の楽曲
- てぃんさぐぬ花[公式 58] - 2012年(平成24年)3月18日指定
- 作詞・作曲:沖縄民謡
- アメリカ合衆国からの返還前に出版された『地図』では県民歌の代わりに本曲が「沖縄を代表する楽曲」として紹介されており[67]、2012年に県民愛唱歌「うちなぁかなさうた」の指定を受けた。
(旧)樺太
- 過去の庁歌
- 樺太島歌[68] - 1938年(昭和13年)制定
- 作詞:本間一咲 作曲:山田耕筰
- 旋律は著作権保護期間満了。樺太庁で内地の県民歌に相当する庁歌として制定されたが、1949年(昭和24年)に行政組織としての樺太庁と共に廃止。札幌市の北海道庁旧本庁舎2階にある樺太関係資料館のパネル展示で紹介されている。
参考文献、注釈
[脚注の使い方]
- 網羅的な参考文献
都道府県民歌を網羅的に掲載している文献として以下のものがある。本文および出典を示す場合には、以下の省略形を用いている。
- 『事典』‥国民文化協会『事典 シンボルと公式制度 日本篇』(国際図書、1968年)NCID BN09461711
- 『地図』‥西崎嘉太郎/日本青少年音楽教育センター 監修『日本うたの地図』(しなの出版、1970年)NCID BN12728412
- 『総覧』‥藤沢優『世界の国旗・国歌総覧 付・日本都道府県別県旗県歌総集』(岩崎書店、1976年)NCID BN01573937
- 『全国』‥中山裕一郎 監修『全国 都道府県の歌・市の歌』(東京堂出版、2012年) ISBN 978-4-490-20803-0
- その他の参考文献
- 大山禮二『声の名医はバリトンドクター 荻野昭三 歌と人』(中央アート出版社、2002年) ISBN 4-8136-0105-7
- 仙台市民図書館編『要説 宮城の郷土誌』(宝文堂出版、1983年)
- 山形県 編『山形県史』第6巻 現代史編 上(山形県、2003年) 国立国会図書館書誌ID:000004073348
- 後藤重樹『群馬県音楽の歩み』(みやま文庫、1965年) NCID BN10717754
- 埼玉県 編『新編埼玉県史』資料編26 近代・現代8 教育・文化2(埼玉県、1990年) 国立国会図書館書誌ID:000002041141
- 今川音楽研究会『今川幹夫作品集』(2003年) 全国書誌番号:20477441
- 愛媛県史編さん委員会『愛媛県史 資料編 近代4』(愛媛県、1986年) 国立国会図書館書誌ID:000001858995
- 福岡博『佐賀県新民謡詞華集』(佐賀新聞社、1996年) ISBN 4-88298-075-4
出典
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- ^ JASRAC:内 007-8734-5
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- ^ 青い森のメッセージ
- ^ 岩手県民の歌
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- ^ 茨城県民の歌
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- ^ 群馬県の歌
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- ^ a b 東京都歌・市歌
- ^ 神奈川県のシンボル / 県民歌「光あらたに」
- ^ 県民歌
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- ^ ふるさとの空-富山県ふるさとの歌
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- ^ 福井県民歌
- ^ 新福井県民歌
- ^ 県歌「山梨県の歌」
- ^ 県民愛唱歌「緑のふるさと」
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- ^ 長野縣民歌 長野縣制定(楽譜)
- ^ 岐阜県民の歌
- ^ a b 県の概要-県の歌
- ^ 県章・県民歌
- ^ 三重県民歌
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- ^ 歌い継がれて100周年♪琵琶湖周航の歌
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- ^ a b 宮崎県の紹介
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- ^ 鹿児島県の歌・イメージソングなど
- ^ 県のシンボル/沖縄県
- ^ 県民愛唱歌うちなぁかなさうた
脚注
- ^ a b 「青森県賛歌」排除の経緯に関しては津軽選挙を参照。
- ^ 県の公式サイトでは「昭和39年制定」と記述されている。
- ^ 実作者は名義上の作詞者と相婿(妻同士が実の姉妹)の渋田喜久雄と目されている。新潟日報、2020年1月13日付『“「新潟県民歌」と「新居浜市歌」そっくりなのはなぜ?”』。
- ^ 高知新聞の1953年7月28日付3面「西村氏(久礼田)が入選」や1970年代以前の資料(事典, p236・地図, p124・総覧, p485)ではいずれも作詞者の氏名が「卓夫」とされているが、県の公式サイトや全国, p362の「貞夫」とどちらが正しいのか不明。
- ^ 例えば熊本県民テレビ子会社のKKTエンタープライズが発売したミュージックビデオのDVDでは表題が『熊本県民歌・火の国旅情 〜全35番〜』とされている。
関連項目
外部リンク