茂住峠
茂住峠 | |
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富山県側から茂住峠 | |
所在地 | 日本 富山県富山市・岐阜県飛騨市 |
座標 | 北緯36度27分10.59秒 東経137度19分3.44秒 / 北緯36.4529417度 東経137.3176222度 / 36.4529417; 137.3176222座標: 北緯36度27分10.59秒 東経137度19分3.44秒 / 北緯36.4529417度 東経137.3176222度 / 36.4529417; 137.3176222 |
標高 | 1067 m |
山系 | 飛騨山脈 |
通過路 | 茂住林道・長棟林道 |
プロジェクト 地形 | |
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茂住峠(もずみとうげ)は、富山県富山市と岐阜県飛騨市にまたがる峠。標高は1067m。
特徴
西側の岐阜県飛騨市の茂住集落と、東側の富山県富山市の長棟集落(廃村)を結ぶ峠で、どちらの集落もかつては鉱山が存在していた。
岐阜県側からは比高800m、富山県側からは比高150m程度と、片峠に分類できる。
峠上には駐車可能な広場があり、また富山の百山の一座である六谷山の登山口となっている。
地質
茂住-祐延断層と言う断層上にある峠で、地質的には砂礫層と腐植土層に分断されている。この断層の最新活動時期は16世紀ごろとされている。飛越地震ではこの断層上の集落で特に大きな被害が出た[1] 。
自然
峠の上部はブナ林が広がっており、秋には一帯が紅葉する。峠近くにある六谷山ではアカモノやウラジロヨウラクが見られる。
アクセス
岐阜県側から国道41号から分岐する茂住林道を通ってアクセスする。茂住林道は未舗装のダートであるが、比較的道幅は広い。 富山県側からは長棟林道が繋がっているものの、茂住峠10km手前にある桧峠のゲートで一般車両通行止めとなっているため、この峠へのアクセスは難しい。
脚注
[脚注の使い方]
- ^ 第3節 跡津川断層の地質的概要
参考文献
- 『富山県山名録』桂書房
外部リンク
- 地理院地図(電子国土web)- 茂住峠