窪町

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窪町
窪町の位置(青森県内)
窪町
窪町
窪町の位置
北緯40度30分44.5秒 東経141度29分36.8秒 / 北緯40.512361度 東経141.493556度 / 40.512361; 141.493556
日本
都道府県 青森県
市町村 八戸市
地区 三八城地区
面積
 • 合計 0.0123 km2
標高
[1]
13.8 m
人口
2024年(令和6年)4月30日現在)[2]
 • 合計 100人
 • 密度 812.6人/km2
郵便番号
031-0083
市外局番 0178[3]
ナンバープレート 八戸

窪町(くぼちょう)は、青森県八戸市地名[4]

地理

八戸市の中央部に位置し、北に常海町、東・南に十八日町、西に番町に面している。地区の面積は12306平方メートル。八戸市中心市街地の区域[5]、および、三八城地区に属する[6]。町内は住宅街[7]

地名の由来

八戸町内風土記によると「明治のころまでは細い道が急にくぼんだ地形になっていたことから、窪丁、たたみ丁とも呼ばれていた」[7]と記述された。

南部八戸の城下町:むかしのはちのへを偲んでによると、「外地の中央付近が低地となってくぼんでいることによると思われ、天保頃の城下絵図に「タルミ丁」とみえる」の記載がある[8]

歴史

江戸時代の文久年間は、中下級番士の屋敷地[8]

明治初年の家数5軒[8]

明治時代に地区内に缶詰工場が建設される。最初は東北物産製造所、廣高組米田缶詰所と社名を変更し、明治39年に八戸実業缶工社と社名を改め、食品缶詰の製造と販売、缶詰技術員の養成を行い他社へ技術員紹介して就職させた[9]。軍用の缶詰も製造した。青森県近代史年表によると、大正3年12月八戸実業缶工社がにホッキ貝の缶詰製造が好評[10]と記述がある。

沿革

世帯数と人口

世帯数と人口[13]
世帯数 人口
大字窪町 61世帯 100人
合計 61世帯 100人

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “地理院地図 / GSI Maps|国土地理院”. maps.gsi.go.jp. 2024年8月11日閲覧。
  2. ^ 八戸市 (2024年4月30日). “八戸市人口データ(令和6年度)”. 八戸市. 2024年8月15日閲覧。
  3. ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  4. ^ 『[国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2986952/1/15 青森県地名辞典]』青森放送、1963年、15頁。doi:10.11501/2986952。国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2986952/1/152024年8月12日閲覧 
  5. ^ “中心市街地の位置及び区域”. 八戸市. p. 74. 2024年8月12日閲覧。
  6. ^ “三八城地域につい知ろう 住民自治推進懇談会”. 八戸市 (2013年10月3日). 2024年8月12日閲覧。
  7. ^ a b デーリー東北社 編『[国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/3449082/1/64 八戸町内風土記]』デーリー東北新聞社、1968年、71頁。doi:10.11501/3449082。国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/3449082/1/642024年8月12日閲覧 
  8. ^ a b c 高島成侑, 三浦忠司 著『[国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/9571069/1/52 南部八戸の城下町 : むかしのはちのへを偲んで]』伊吉書院、1983年10月、89頁。doi:10.11501/9571069。国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/9571069/1/522024年8月12日閲覧 
  9. ^ 笹沢魯羊『[国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/763434/1/53 八戸便覧]』石橋福太郎[ほか]、明44.11、13-14頁。doi:10.11501/763434。国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/763434/1/532024年8月12日閲覧 
  10. ^ 宮崎道生 編『[国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/9536516/1/136 青森県近代史年表]』青森県、1973年、206頁。doi:10.11501/9536516。国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/9536516/1/1362024年8月12日閲覧 
  11. ^ 八戸市史編さん委員会 編『[国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/9569449/1/198 八戸市史 通史編]』八戸市、1976年、361-362頁。doi:10.11501/9569449。国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/9569449/1/1982024年8月12日閲覧 
  12. ^ “八戸市のあゆみ|八戸市”. www.city.hachinohe.aomori.jp. 2024年8月12日閲覧。
  13. ^ 『住所毎男女世帯数リスト(八戸市調査)平成20年4月30日現在』による。

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