歌川貞房

歌川貞房
ヒト
性別男性 編集
国籍日本 編集
読み仮名うたがわ さだふさウタガワサダフサ 編集
生年月日不明な値 編集
死亡年月日不明な値 編集
職業画家浮世絵師 編集
弟子歌川房種 編集
師匠歌川国貞 編集
活動地京橋大阪 編集
活動開始1818 編集
活動終了1855 編集

歌川 貞房(うたがわ さだふさ、生没年不詳)とは、江戸時代浮世絵師

来歴

歌川国貞の門人。本姓は大沢、歌川の画姓を称し、五亀亭、五湖亭、五楓亭、桶蝶楼、震斎と号す。はじめは江戸京橋に住んでいたが、のちに大坂に移った。作画期は文政から嘉永の頃にかけてで、合巻の挿絵や芝居絵などを描く。門人に歌川房種がいる。

作品

  • 『見世物語』(立川焉馬作) 合巻 ※文政4年(1821年)刊行
  • 『仇競花夕栄』上下二巻(松亭金水作) 合巻 ※天保10年(1839年)刊行
  • 『勧善浮世車』上下二巻(松亭金水作) 合巻 ※弘化5年(1848年)刊行
  • 『艶本玉の茎』3冊 艶本
  • 「東都両国夕涼之図」 大判錦絵3枚続 江戸東京博物館所蔵
  • 「忠臣蔵見立人形」 大判錦絵 江戸東京博物館所蔵
  • 「忠臣蔵 大序より十一段目」 大判錦絵3枚続 江戸東京博物館所蔵
  • 「忠臣蔵全段図」 大判錦絵3枚続 礫川浮世絵美術館所蔵
  • 「提灯渡り傘の曲」
  • 「風流道化拳合」
  • 「扇に筆をとる遊女」 絹本着色 ジェノヴァ東洋美術館所蔵
  • 「美人萩をみる図」 ※「東都貞房画」の落款、「貞房」の壺形印あり

参考文献

  • 井上和雄編 『浮世絵師伝』 渡辺版画店、1931年 ※国立国会図書館デジタルコレクションに本文あり。85コマ目。
  • 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年

関連項目

ウィキメディア・コモンズには、歌川貞房に関連するカテゴリがあります。