家族合わせ

曖昧さ回避 この項目では、日本のかるた遊びの一種について説明しています。三島由紀夫の小説については「家族合せ」を、テレビドラマなどの作品の各タイトルについては「家族あわせ」をご覧ください。

家族合わせ(かぞくあわせ)とは、合わせ物かるたの一種で日本の遊びである。

1家族4人または5人(主人,,息子,,女中またはお手伝いさん〈5人のケースのみ〉)、8~12家族からなるカードを使って遊ぶもの。家族のカードには職業大臣,陸軍大将,海軍大将,商人,医者,画家,博士,社長,アナウンサー,船長,農業,俳優,僧侶,落語家など)が載っていて、主人の名前のみと続柄(妻,息子,娘,女中またはお手伝いさん)も記されている。主人の名前は職業にちなんだ物(例.医者:薮医竹庵、大臣:國尾護)や歴史上の人物をもじった物(例.陸軍大将:大山太郎、海軍大将:東郷日出夫)となっている。プレー人数は3~6人(理想は4,5人)。互いにカードを交換し合い、多くの家族全員のメンバーを揃えた人が勝利となる。

明治時代末期に考案され、戦前昭和時代前期)によく遊ばれた。戦後は3枚一組となった絵合わせが遊ばれており、動物,ことわざ,十二支を始め、巨人の星ハローキティなどアニメを使用した物もある。

海外でもハッピー・ファミリー(en:Happy Families)やゴー・フィッシュ(en:Go Fish)という、家族合わせと同様のゲームがある。

関連項目

外部リンク

  • 世界大百科事典 第2版『家族合せ』 - コトバンク
  • 伝統ゲーム・家族合わせ(日本の伝統ゲーム)
  • 家族合わせ(昭和の名玩具100選) - ウェイバックマシン(2013年11月6日アーカイブ分)
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