実業団女子駅伝西日本大会(じつぎょうだんじょしえきでん・にしにっぽんたいかい)とは、全日本実業団対抗女子駅伝競走大会の、関西(四国地方も関西に含む)・中国地方・九州地方の合同ブロック予選大会として2009年から2014年まで開催された駅伝大会である。
概要
コース概要
福岡県宗像市と福津市を通る6区間・42.195km。
西日本大会
- 第1区 6.7km:宗像市役所→牟田尻公民館
- 第2区 3.5km:牟田尻公民館→あんずの里
- 第3区 10.2km:あんずの里→松島工務店作業所前
- 第2回大会までは、あんずの里→ゆめマート 津屋崎店 10.5km
- 第4区 4.5km:松島工務店作業所前→宗像漁協津屋崎支所
- 第2回大会までは、ゆめマート 津屋崎店→津屋崎中学校前 4.2km
- 第5区 10.8km:宗像漁協津屋崎支所→牟田尻公民館
- 第2回大会までは、津屋崎中学校前→牟田尻公民館 10.9km
- 第2回までの距離は6.395km
全日本大会への出場枠
- 2009年の第1回はそれぞれの地区の上位成績を挙げたチーム(関西は4、中国と九州は3ずつ)は無条件で、またこれとは別に2時間20分以内でゴールしたチームに対しても全日本大会への出場権を与えていたが、2010年の第2回は地区に関係なく大会の上位7チームと、これらと別に2時間20分以内でゴールしたチームに対して全日本大会への出場権を与える形に変更された。
- なお、2009年は前述の関係で、西日本大会の全体成績上位6チームに対する表彰も行われた。
- 2011年の第3回では、この年の全日本大会が東日本大震災の復興祈念大会となったため、大会の上位7チームと、震災復興特別枠として2時間30分以内にゴールしたチームに対して出場権を与えた。結果、出場16チーム中15チームが出場権を獲得することとなった。
大会成績
太字は全日本大会への出場権獲得チーム。(AC=アスリートクラブ)
西日本大会
第1回 (2009年10月25日) | 優勝 | ダイハツ [関西1位] (2時間16分55秒) | 2位 | 天満屋 [中国1位] | 3位 | ワコール [関西2位] | 4位 | ノーリツ [関西3位] | 5位 | 十八銀行 [九州1位] | 6位 | ユニクロ [中国2位] | 7位 | 九電工 [九州2位] | 8位 | 四国電力 [関西4位] | 9位 | 大塚製薬 [関西5位] | 10位 | キヤノンAC九州 [九州3位] | 11位 | デオデオ [中国3位] | 12位 | TOTO [九州4位] | 13位 | ナンチク [九州5位] | 14位 | 鹿児島銀行 [九州6位] | - (出場枠:関西=4、中国=3、九州=3)
| 第2回 (2010年10月24日) | 優勝 | ダイハツ [関西] (2時間17分53秒) | 2位 | ワコール [関西] | 3位 | シスメックス [関西] | 4位 | 天満屋 [中国] | 5位 | 大塚製薬 [関西] | 6位 | ノーリツ [関西] | 7位 | 十八銀行 [九州] | 8位 | 京セラ [関西] | 9位 | 四国電力 [関西] | 10位 | 九電工 [九州] | 11位 | デオデオ [中国] | 12位 | キャノンAC九州 [九州] | 13位 | ユニクロ [中国] | 14位 | TOTO [九州] | 15位 | 鹿児島銀行[九州] | 16位 | ナンチク[九州] | - (出場枠:関西=5、中国=1、九州=1)
| 第3回 (2011年10月23日) | 優勝 | 天満屋 [中国] (2時間18分31秒) | 2位 | シスメックス [関西] | 3位 | 十八銀行 [九州] | 4位 | 京セラ [関西] | 5位 | エディオン [中国][2] | 6位 | 四国電力 [関西] | 7位 | 大塚製薬 [関西] | 8位 | ユニクロ [中国] | 9位 | ダイハツ [関西] | 10位 | ワコール [関西] | 11位 | ノーリツ [関西] | 12位 | 九電工 [九州] | 13位 | TOTO [九州] | 14位 | キャノンAC九州 [九州] | 15位 | 鹿児島銀行 [九州] | 16位 | ナンチク [九州] | - (出場枠:関西=7、中国=3、九州=5)
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- 区間賞
(2009年)
- 第1区( 6.7km) 野田頭美穂(ワコール) 21分53秒
- 第2区( 3.5km) チェイエチ・ダニエル (ユニクロ) 10分43秒
- 第3区(10.5km) 中里麗美 (ダイハツ) 33分50秒
- 第4区( 4.2km) 坂井田歩(ダイハツ) 13分24秒
- 第5区(10.9km) 中村友梨香(天満屋) 35分19秒
- 第6区( 6.395km) 浦田佳小里(天満屋) 21分07秒
(2010年)
- 第1区( 6.7km) 稲富友香(ワコール) 21分17秒(区間新)
- 第2区( 3.5km) カプチッチ・セリー・チェピエゴ(九電工) 10分34秒(区間新)
- 第3区(10.5km) 福士加代子(ワコール) 33分44秒(区間新)
- 第4区( 4.2km) 坂本直子(天満屋) 13分28秒
- 第5区(10.9km) 木崎良子(ダイハツ) 35分50秒
- 第6区( 6.395km) 髙藤千紘(ワコール) 20分57秒(区間新)
(2011年)
- 第1区( 6.7km) 五十嵐藍(シスメックス) 21分22秒
- 第2区( 3.5km) カプチッチ・セリー・チェピエゴ(九電工) 10分41秒
- 第3区(10.2km) 野口みずき(シスメックス) 32分25秒
- 第4区( 4.5km)
- 坂本直子(天満屋) 14分34秒
- 打田理沙(十八銀行) 14分34秒
- 第5区(10.8km) 伊藤舞(大塚製薬) 36分38秒
- 第6区(6.495km)
- 重友梨佐(天満屋) 20分57秒(区間タイ)
- 出田千鶴(ダイハツ) 20分57秒(区間タイ)
- 中條宏美(ワコール) 20分57秒(区間タイ)
(2012年) (2013年) (2014年)
実況中継
RKB毎日放送の制作により放送されていた。駅伝本番は朝の9時〜11時頃に開催されていたが、番組編成上の都合で同じくRKB制作の『選抜女子駅伝北九州大会』同様、生中継は実施されなかった。近畿地方以西のTBS系列・西日本ブロックの14局(RKB・長崎放送・熊本放送・大分放送・宮崎放送・南日本放送・琉球放送・あいテレビ・テレビ高知・テレビ山口・中国放送・山陰放送・山陽放送・毎日放送)ネットで、同日午後(一部のネット局は同日深夜)に1時間24分の放送枠で録画中継されていた。解説は増田明美が担当した。
中継出演者(2013年)
- 第1移動車
- 第2移動車
- スタート・フィニッシュ地点
- 中継所実況
- 第1・5中継所:石川正史
- 第2中継所:川崎祐一
- 第3中継所:
- 第4中継所:吉田明央
脚注
- ^ 2010年より実業団女子駅伝中日本大会に改称。
- ^ 2011年6月20日にデオデオからチーム名称を変更。
外部リンク
- RKB番組サイト[リンク切れ] - 選抜女子駅伝、九州毎日駅伝と共用
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