城北公園通駅
城北公園通駅 | |
---|---|
駅舎(2019年3月) | |
しろきたこうえんどおり Shirokitakōendōri | |
◄JR-F04 JR淡路 (2.1 km) (2.2 km) JR野江 JR-F06► | |
所在地 | 大阪市旭区赤川一丁目1-3 北緯34度43分24.5秒 東経135度31分50.5秒 / 北緯34.723472度 東経135.530694度 / 34.723472; 135.530694 (城北公園通駅)座標: 北緯34度43分24.5秒 東経135度31分50.5秒 / 北緯34.723472度 東経135.530694度 / 34.723472; 135.530694 (城北公園通駅) |
駅番号 | JR-F05 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) (大阪外環状鉄道) |
所属路線 | おおさか東線 |
キロ程 | 5.4 km(新大阪起点) 大阪から9.2 km |
電報略号 | ミヤ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- | 5,677人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 2019年(平成31年)3月16日[1] |
備考 | 業務委託駅 大阪市内駅[2] |
テンプレートを表示 |
城北公園通駅(しろきたこうえんどおりえき)は、大阪府大阪市旭区赤川一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)おおさか東線の駅である[3]。駅番号はJR-F05。
概要
旭区内では初のJR駅となった。単線であった城東貨物線の行き違いのために設けられた都島信号場跡に位置する。
歴史
- 1943年(昭和18年)10月1日:都島信号場が開設される。
- 1984年(昭和59年)10月1日:都島信号場が廃止される。
- 2018年(平成30年)7月24日:駅名が「城北公園通駅」に決定。仮称は「都島駅」であったが、地下鉄谷町線の都島駅や都島区の中心部と離れていることや、都島区ではなく旭区に設置されることから「城北公園通駅」となった[3]。
- 2019年(平成31年)3月16日:おおさか東線全線開通に伴い開業[1]。
- 2024年(令和6年)3月16日:ダイヤ改正により、直通快速の停車駅となる。
駅名をめぐる経緯
建設中の仮称は「都島駅」であったが、都島区の中心市街地(都島本通など)にある大阪市営地下鉄(現:Osaka Metro)谷町線の都島駅とは1.6 kmも離れており、地元住民から「都島駅に決定したら乗客の混乱をきたす可能性がある」との指摘の声が上がっていた[4]。2016年(平成28年)12月6日、旭区役所や同区内の地域団体会長らで構成される「旭区おおさか東線新駅名称期成会」の決起集会が旭区民センターで開催され、新駅名を「城北公園通」とする決議案を採択した[5][6]。期成会は1か月かけ区民から約1万7800人分の署名を集め、2017年(平成29年)1月31日、JR西日本大阪支社に要望書と共に提出した[4]。
2018年(平成30年)7月24日、駅名を旭区側が要望していた「城北公園通」に決定した。決定理由は、旭区と都島区を貫く通りの名称であり、大阪市編入以前の自治体名・城北村の名残として地域名に使われており場所が分かりやすいことから[3]。
駅構造
相対式ホーム2面2線の高架駅で、8両編成対応。上屋は6両分。各ホームにエレベーターが1基ずつ、エスカレーターは各ホーム2基ずつ(上下)設置されている。
放出駅が管理するJR西日本交通サービスによる業務委託駅であり、一部時間帯は無人となる。そのため改札機・券売機・精算機付近にはインターホンがあり、無人時間帯はコールセンターのオペレーターが対応し各種機器を遠隔制御している。
駅のデザインコンセプトは「淀川の渡し舟」としている[7]。
のりば
のりば | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | おおさか東線 | 新大阪・大阪方面[8] |
2 | 放出・久宝寺方面[8] |
- 改札口(2021年12月)
- ホーム(2021年12月)
- 都島信号場構内(1977年10月)
- 当駅東側で市道赤川天王寺線に架かる赤川電鉄橋梁(2014年4月)
利用状況
2022年(令和4年)度の1日平均乗車人員は5,677人である。
開業後の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 | うち定期 | 定期率 | 出典 |
---|---|---|---|---|
2019年(令和元年) | 4,079 | 2,266 | 55.6% | [大阪府 1] |
2020年(令和02年) | 4,070 | 2,605 | 64.0% | [大阪府 2] |
2021年(令和03年) | 4,856 | 3,138 | 64.6% | [大阪府 3] |
2022年(令和04年) | 5,677 | 3,582 | 63.1% | [大阪府 4] |
駅周辺
バス路線
最寄の停留所は赤川一丁目・大東町一丁目・赤川三丁目で、大阪シティバスと北港観光バスにより運行される以下の路線が発着する。
当駅開業に合わせ赤川一丁目・大東町一丁目には(城北公園通駅前)の副停留所名が付けられた。赤川三丁目は城北公園通沿いにある。
- 赤川一丁目(城北公園通駅前)
- 大東町一丁目(城北公園通駅前)
- 57号系統:毛馬中央公園
- 赤川三丁目
- 10号系統:守口車庫前 / 天満橋
- 34号系統:守口車庫前 / 大阪駅前
- 57号系統:京橋駅前
隣の駅
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- おおさか東線
都島信号場時代
- 日本国有鉄道(廃止当時)
- 片町線貨物支線(城東貨物線)
- 巽信号場 - 都島信号場 - 吹田駅
- 廃止当時の終点は吹田駅であった。
- 都島信号場 - 吹田駅間においては、千里信号場は開設時点で廃止済、神崎川信号場は未開業。
脚注
記事本文
出典
- ^ a b 『2019年3月16日にダイヤ改正を実施します』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道近畿統括本部、2018年12月14日、2頁。オリジナルの2020年12月22日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20201222125335/https://www.westjr.co.jp/press/article/items/181212_00_keihanshin_1.pdf。2021年1月18日閲覧。
- ^ 『おおさか東線開業に伴う運賃に関わる認可申請などについて』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2018年12月27日。https://www.westjr.co.jp/press/article/2018/12/page_13598.html。2019年1月12日閲覧。
- ^ a b c 『おおさか東線全線開業に向けて 新大阪-放出駅間 新駅の駅名の決定について』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2018年7月24日。https://www.westjr.co.jp/press/article/2018/07/page_12748.html。2018年7月24日閲覧。
- ^ a b “JRおおさか東線の新駅名を「城北公園通」に 大阪市旭区がJR西に要望書提出 都島区側は違う名前を要望も”. 産経WEST. (2017年2月1日). https://www.sankei.com/article/20170201-ZJ54MGVE3ZKXBJEABSMGJOC56Y/ 2019年1月18日閲覧。
- ^ “おおさか東線 仮称・都島駅を城北公園通駅に…旭区民らが要望”. Response. (2016年12月18日). https://response.jp/article/2016/12/18/287194.html 2019年1月18日閲覧。
- ^ “JRおおさか東線 新駅の名称 「城北公園通」を要望”. 大阪日日新聞. (2016年12月13日). オリジナルの2016年12月14日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20161214185119/http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/161213/20161213032.html 2016年12月13日閲覧。
- ^ “おおさか東線、新4駅の名称決定「南吹田」「JR淡路」などの由来は? - ITmedia ビジネスオンライン”. ITmedia (2018年7月24日). 2018年7月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月17日閲覧。
- ^ a b “城北公園通駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年1月26日閲覧。
利用状況
大阪府統計年鑑
関連項目
外部リンク
- 城北公園通駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
| |
---|---|