マルタンヤンマ
マルタンヤンマ[1] | ||||||||||||||||||||||||
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マルタンヤンマの♂(奈良県) | ||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Anaciaeschna martini[1] Selys, 1897[1] | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
マルタンヤンマ[1] |
マルタンヤンマ(Anaciaeschna martini)は、蜻蛉目(トンボ目)・ヤンマ科の昆虫である。和名の由来は、フランスのトンボ学者R.Martinに献名された事による[2]。
形態
成虫
オスは全長65-81 mm、腹長43-57 mm、後翅長41-47 mm[3]、メスは全長72-84 mm、腹長53-63 mm、後翅長44-50 mmであり[3]、同属のトビイロヤンマより一回り大きい[2]。
体色は褐色でオスメスとも未成熟だと、斑紋は黄色[2][3]。成熟したオスは斑紋と複眼がコバルトブルー、成熟したメスでは斑紋が緑色になる[2][3]。成熟すると翅の褐色さが増し、特にメスでは基部に顕著である[3]。
幼虫
体長34-38 mm[2]。
生態
平地から丘陵地の沼沢地に生息する[2][3]。成虫は夕暮れや早朝に活動し、高速で飛翔する[2]。
- 日中日陰で休むメス
- たそがれ飛翔中のメス
分布
日本(北海道や東北より南の地域だが、東北でも散見される。琉球では奄美大島のみに分布する)・台湾・インド[2]
脚注
[脚注の使い方]
- ^ a b c d e f g h i “日本産昆虫学名和名辞書(DJI)”. 昆虫学データベース KONCHU. 九州大学大学院農学研究院昆虫学教室. 2018年11月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 『原色日本トンボ幼虫成虫大図鑑』北海道大学図書刊行会 659-660P。ISBN 4-8329-9771-8
- ^ a b c d e f 『ネイチャーガイド 日本のトンボ』文一統合出版 192P。ISBN 978-4-8299-0119-9
外部リンク
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