ベサン
100 gあたりの栄養価 | |
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エネルギー | 1,619 kJ (387 kcal) |
57 g | |
糖類 | 10 g |
食物繊維 | 10 g |
6 g | |
22 g | |
ビタミン | |
ナイアシン (B3) | (7%) 1 mg |
葉酸 (B9) | (109%) 437 µg |
ミネラル | |
ナトリウム | (4%) 64 mg |
カリウム | (18%) 846 mg |
カルシウム | (5%) 45 mg |
マグネシウム | (47%) 166 mg |
リン | (45%) 318 mg |
鉄分 | (31%) 4 mg |
亜鉛 | (21%) 2 mg |
セレン | (11%) 8 µg |
他の成分 | |
水分 | 10 g |
%はアメリカ合衆国における 成人栄養摂取目標 (RDI) の割合。 出典: USDA栄養データベース(英語) |
ベサン(besan)とは、ひよこ豆を挽いて作った粉末状の食品である。日本では、ひよこ豆粉、ベサン粉、アジア圏の呼び名からグラム、グラムフラワー、スペイン語の「Harina de garbanzo」からガルバンゾ粉とも呼ばれる。
食材としての使用
ベサンはインド料理、パキスタン料理、ネパール料理、バングラデシュ料理、フランス料理などにおいて、食材として利用される。また、水に溶かした物は、菜食主義者用料理の卵の代用品として利用される[1]。
グルテンフリーで、炭水化物を多く含む。豆類なので、他の粉物よりタンパク質を多く含んでいる[2][3]。
使用した料理の例
- アジア
- ヨーロッパ
- イタリア料理のファリナータ(英語版)
- フランス ニースの郷土料理ソッカ(フランス語版)
- シチリアのフリッターパネッレ(イタリア語版)
- キプロスやギリシャで、お葬式の間に食べる祝福されたコリヴァ(英語版)
- 北アフリカ
など、多くの料理に使用されている。
食材以外の使用法
インド亜大陸では、水やヨーグルトに溶かした物を美容パックとして利用している[5]。
出典
- ^ The Vegan Society. “Egg Substitutes”. Vegansociety.com. 2011年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年12月31日閲覧。
- ^ “Chickpea flour (besan)”. Nutrition Data: Nutrition Facts and Calorie Counter. 2007年9月29日閲覧。
- ^ “Grains and Flours Glossary: Besan”. Celiac Sprue Association. 2007年10月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年9月29日閲覧。
- ^ Uses of Tropical Grain Legumes: Proceedings of a Consultants Meeting, 27-30 Mar 1989, ICRISAT Center, India. ICRISAT. (1991). pp. 108, 335. ISBN 978-92-9066-180-1. https://books.google.com/books?id=GNKzAAAAIAAJ
- ^ “What is gram flour?”. Blurtit.com. 2007年9月29日閲覧。
関連項目
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