「ブリング・イット・オン・ホーム・トゥ・ミー」 サム・クック の シングル 初出アルバム『The Best of Sam Cooke』 B面 パーティを開こう リリース 1962年5月8日[ 1] 規格 7インチ・シングル 録音 1962年4月26日 レーベル RCAビクター 作詞・作曲 サム・クック プロデュース ヒューゴ・ペレッティ、ルイジ・クレアトーレ サム・クック シングル 年表 ツイストで踊りあかそう (1962年)ブリング・イット・オン・ホーム・トゥ・ミー (1962年)ナッシング・キャン・チェンジ・ジス・ラヴ (1962年)
ミュージックビデオ 「Bring It On Home to Me」 - YouTube
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「ブリング・イット・オン・ホーム・トゥ・ミー 」(Bring It On Home to Me) は、1962年にR&B 歌手のサム・クック が制作、録音した楽曲である。この曲はクックの単なるヒット曲にとどまらず、異なるジャンルの多数のアーティストによってカバーされるポップ・スタンダードとなった。ロックの殿堂 のロックン・ロールの歴史500曲(500 Songs that Shaped Rock and Roll)」の1曲にも選出されている[ 2] 。
オリジナル 「ブリング・イット・オン・ホーム・トゥ・ミー」とその裏面の「パーティを開こう」(Having a Party) は、1962年5月にアメリカ合衆国で発売された。先に「パーティを開こう」がチャートに登場し、1962年の夏に17位を記録した[ 3] 。その後、「ブリング・イット・オン・ホーム・トゥ・ミー」がチャートに登場し、同じ夏に13位を記録した[ 3] 。なお、ルー・ロウルズ が両方の曲のバックボーカルとして参加している。
カバー アニマルズ - 1965年のシングル。全米ポップチャート で32位を記録するヒットとなった[ 4] 。 ザ・ゾンビーズ - 1965年のアルバム『Begin Here』で「ユーヴ・リアリー・ゴッタ・ホールド・オン・ミー 」とのメドレー形式でのカヴァーを収録。ザ・ゴールデン・カップス は、このザ・ゾンビーズのヴァージョンを下敷きにしたメドレー・ヴァージョンのカヴァーを1969年のシングル「ルシール」のB面に収録している。 ソニー&シェール - 1966年のアルバム『The Wondrous World of Sonny & Chér』に収録。 エディ・フロイド - 1968年のシングル。全米ポップチャートで17位、R&Bチャートで4位を記録するヒットとなった[ 5] 。 ルー・ロウルズ - 1970年のシングル。全米ポップチャートとR&Bチャートにチャートインを果たした(96位と45位)[ 6] 。 サニー・テリーとブラウニー・マギー - 1973年のアルバム『Sonny & Brownie』に収録。 ロッド・スチュワート - サム・クックの「ユー・センド・ミー 」とのメドレーを「君に別離を」との両A面シングルで発売し、全英シングルチャート で7位を記録した[ 7] 。ロッド・スチュワートは、1974年のソロアルバム『スマイラー 』に、同じくこの曲と「ユー・センド・ミー」とのメドレーを収録している[ 8] 。 ウィルソン・ピケット - 1968年のアルバム『I'm in Love』に収録[ 9] 。 アレサ・フランクリン - 1969年のアルバム『ソウル'69 』に収録[ 10] 。 ヴァン・モリソン - 1974年のライヴアルバム『魂の道のり 』に収録[ 11] [ 12] 。 デイヴ・メイスン - 1974年のアルバム『Dave Mason』に収録。 ミッキー・ギリー - 1976年のシングル。カントリーチャートでナンバー1ヒットを記録した[ 13] 。 ポール・マッカートニー - 1988年のアルバム『バック・イン・ザ・U.S.S.R.』に収録[ 14] 。また、2006年にジョージ・ベンソン とアル・ジャロウ のアルバム『ギヴィン・イット・アップ (Givin' It Up )』で彼らと競演した[ 15] 。 ジョン・レノン - 1975年のアルバム『ロックン・ロール』にリトル・リチャード の愛しておくれとのメドレーで収録[ 16] 。 ボン・ジョヴィ - スティーヴ・ペリー とライヴで演奏した[ 17] 。 柳ジョージ&レイニーウッド - 1980年のアルバム『Road Show』に収録[ 18] 。 ディクシー・チックス - 1990年のデビューアルバム『Thank Heavens for Dale Evans』に収録[ 19] 。 ステイタス・クォー - 1991年のアルバム『Rock 'til You Drop』に収録。 マイケル・ボルトン - 1992年のアルバム『タイムレス(ザ・クラシックス)』に収録[ 20] 。 スモーキー・ロビンソン とブライアン・アダムス - 1993年にニューヨーク のハーレムで行われたロックの殿堂のライヴでデュエットした。 ジョーン・ジェット - 1993年のアルバム『Flashback』に収録。 リタ・クーリッジ - 1996年のアルバム『Out of the Blues』に収録。 久保田麻琴 と夕焼け楽団 - 1999年に発売されたライブ・コンピレーション・アルバム『ライヴ・サンセット 64' 10"』に収録。 トータス松本 - 2003年のアルバム『TRAVELLER 』に収録[ 21] 。 タブ・ベノワ - 2006年のアルバム『Brother To The Blues』に収録[ 22] 。 ベン・ミルズ - 2007年のアルバム『Picture of You』に収録[ 23] 。 ブリット・ダニエル - 2007年のコンピレーションアルバム『Bridging the Distance』に収録[ 24] 。 UB40 - 2010年のアルバム『Labour of Love IV』に収録。
チャート・パフォーマンス
サム・クックのバージョン
アニマルズのバージョン
エディ・フロイドのバージョン 年 チャート 順位 1968 ブラック・シングルチャート[ 5] #4 1968 ポップ・シングルチャート [ 5] #17 1968 カナダ #24
ルー・ロウルズのバージョン 年 チャート 順位 1970 ブラック・シングルチャート[ 6] #45 1970 ポップ・シングルチャート [ 6] #96
ミッキー・ギリーのバージョン チャート(1976年) 最高位 アメリカ合衆国ビルボード・ホットカントリー・シングルス[ 26] 1 アメリカ合衆国ビルボード・バブリング・アンダー・ホット100 1 カナダ RPM カントリー・トラックス 1
脚注 ^ 45cat - Sam Cooke - Bring It On Home To Me / Having A Party - RCA Victor - USA - 47-8036 ^ “500 Songs That Shaped Rock”. 2012年6月8日 閲覧。 ^ a b c d “Sum Cooke - Awards”. AllMusic. 2012年6月8日 閲覧。 ^ a b “The Animals - Award”. AllMusic. 2012年6月8日 閲覧。 ^ a b c “Eddie Floyd - Award”. AllMusic. 2012年6月8日 閲覧。 ^ a b c “Lou Rewls - Award”. AllMusic. 2012年6月8日 閲覧。 ^ “Chart Archive - Rod Stewart - Farewell/Bring It On Home To Me/You Send Me”. 2012年6月8日 閲覧。 ^ “Smiler - Rod Stewart”. AllMusic. 2012年6月8日 閲覧。 ^ “I'm in Love - Wilson Picket”. AllMusic. 2012年6月8日 閲覧。 ^ “Soul '69 - Aretha Franklin”. AllMusic. 2012年6月8日 閲覧。 ^ AMG: Van Morrison Discography: It's Too Late To Stop Now ^ Heylin, Can You Feel the Silence?, p.265 ^ Whitburn, Joel (2004). The Billboard Book Of Top 40 Country Hits: 1944-2006, Second edition . Record Research. p. 136 ^ “Choba B CCCP - Paul McCartney”. AllMusic. 2012年6月8日 閲覧。 ^ “Givin' It Up - Al Jarreau, George Benson”. AllMusic. 2012年6月8日 閲覧。 ^ “Rock 'n' Roll - John Lennon”. AllMusic. 2012年6月8日 閲覧。 ^ Steve Perry Rockline Interview; May 19, 1999 ^ “柳ジョージ&レイニーウッド / ロードショウ”. CDJournal.com. 2012年6月9日 閲覧。 ^ “Thank Heavens for Dale Evans - Dixie Chicks”. AllMusic. 2012年6月8日 閲覧。 ^ “Timeless: The Classics - Michael Bolton”. AllMusic. 2012年6月8日 閲覧。 ^ “トータス松本 / トラベラー”. CDJournal.com. 2012年6月9日 閲覧。 ^ “Brother To The Blues - Tab Benoit”. AllMusic. 2012年6月8日 閲覧。 ^ “Picture of You - Ben Mills”. AllMusic. 2012年6月8日 閲覧。 ^ “Bridging the Distance - Various Artists”. AllMusic. 2012年6月8日 閲覧。 ^ “Chart Archive - The Animals - Bring It On Home To Me/You Send Me”. 2012年6月9日 閲覧。 ^ “Mickey Gilley - Award”. AllMusic. 2012年6月9日 閲覧。
参考文献 Heylin, Clinton (2003). Can You Feel the Silence? Van Morrison: A New Biography , Chicago Review Press ISBN 1-55652-542-7 典拠管理データベース