フー・シー
フー・シー? Who See? | |
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基本情報 | |
別名 | Who See klapa |
出身地 | ユーゴスラビア・コトル |
ジャンル | ヒップホップ |
活動期間 | 2002年 - |
レーベル | Prohibicija |
共同作業者 | ボレシュカ・ブリガダ |
メンバー | デダ(デヤン・デドヴィッチ) ノイズ(マリオ・ジョルジェヴィッチ) |
フー・シー?(英語: Who See?)あるいはフー・シー・クラパ(Who See Klapa)は、コトル湾を拠点に活動するモンテネグロのヒップホップ・ユニットである。
来歴
デダ(Dedduh)ことデヤン・デドヴィッチ(Dejan Dedović)と、ノイズ(Noyz)ことマリオ・ジョルジェヴィッチ(Mario Đorđević)の2人から成る。2000年代初期に結成され、その頃に作成されたデモテープとしては「Dim po dim」がある。2人はセルビアのヒップホップ・コンピレーション・アルバム『Ulice vol.1』や、43Zla(英語版)のアルバム『Sve same barabe(英語版)』などに客演した。2007年にはフー・シーのデビュー・アルバム『Sviranje kupcu』が発売された。アルバムにはバッド・コピー(英語版)やベオグラツキ・シンディカト(英語版)のシュカボ(英語版)、アイズバーン(英語版)のホーンズマン・コヨーテ(英語版)、ポドゴリツァ出身のプロデューサーでMCのライノーが客演として参加している。ライノーは複数の収録曲を手がけ、またアルバム全体のエグゼクティブ・プロデューサーも担当している。
フー・シーはまた、アイス・ニグルティン(英語版)やプルティ・ベー・ゲー(セルビア語版)との共演曲「Pozovite neke drolje」を製作し、2008年7月のバッド・コピーのコンサートの前座も務めた。フー・シーはウォルゾ(Worzo、MC・ビートボクサー)、ラビア(Labia、MC)、シェイン(Šejn、MC)とともにボカシュカ・ブリガダ(Bokeška Brigada、コトル湾旅団)と称するヒップホップ・グループを設立する。
リフレッシュ・フェスティバル2008
フー・シーはコトルの音楽祭「リフレッシュ・フェスティバル(英語版)2008」の初日(2008年8月7日)、ヒップホップ部門の開演時のパフォーマンスをした。ディスコ「Maximus」にて午前0時の開演にあわせて、モンテネグロ国内外から訪れた多くの観衆を前に彼らはパフォーマンスを披露した。彼らは、1時間後のマルチェロ(英語版)のステージへとつないだ[1]。
ソロ活動
デダ、ノイズともにユニットでの活動の他にソロでの活動実績もある。デダはアイス・ニグルティンとの共演曲「Kakav ćemo refren?」、ノイズはアイス・ニグルティン、ティンベと「Niđe hedova masnija」を作成した。
ユーロビジョン・ソング・コンテスト2013
モンテネグロ・ラジオテレビジョン(英語版)は2012年12月、スウェーデン・マルメで2013年5月に開催されるユーロビジョン・ソング・コンテスト2013のモンテネグロ代表にフー・シーを選出したことを発表した[2]。
アルバム
- Sviranje kupcu (2006)
- Krš i drača (2012)
シングル
『Sviranje kupcu』収録
- S kintom tanki (2007)
- Pješke polako (2007)
- Put pasat (2008)
『Krš i Drača』収録
- Kad se sjetim(2009)
- Rođen srećan – featuring Wikluh Sky(英語版), Rhino and Labia (2010)
コンピレーション・アルバム『Balkan Zoo』収録
- Koji sam ja meni kralj
ソロ
デダ:
- Kakav ćemo refren? with Ajs Nigrutin(英語版)
- Nisi sa mnom featuring Labia
- Ako ćeš betlat featuring Labia
- Rep s primorija featuring Barska Stoka
- Robinja
- Balkan brdo tvrdo (2008)
- Brm, Brm with Sever (2009)
- Skoro Svi with naVAMga (2010)
ノイズ:
- Niđe hedova masnija with Ajs Nigrutin(英語版) and Timbe(英語版)
- Fantastična četvorka with Barska Stoka(英語版) (2008)
- 200 kila vutre with Ajs Nigrutin(英語版) and Bvana (2009)
脚注
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2010年代 |
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2020年代 |
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