ファウジュダール

ミール・ジャアファル1747年までムガル帝国オリッサにおけるファウジュダールだった

ファウジュダール(Faujdar) は、北インドムガル帝国における治安・警察長官[1]、軍司令官のこと。

16世紀後半、アクバルによる行政改革により、帝国は15の州(スーバ)に分けられ、それらに県(サルカール)、郡(パルガナー)が置かれた。州を統括するスーバダール(太守)の職が設けられ、その下位に県を統治するファウジュダールの職が設けられた。

脚注

  1. ^ チャンドラ『中世インドの歴史』、p.362

参考文献

  • サティーシュ・チャンドラ 著、小名康之、長島弘 訳『中世インドの歴史』山川出版社、2001年。 

関連項目

  • コートワール
  • キラーダール