パローレ

パローレ』は2004年6月5日[1][2]公開された日本映画。当映画の題名は物語上の実質のヒロインである烏丸せつこと“くりぃむしちゅー”として相方の上田晋也と共に主演する有田哲平がカバーした挿入歌「あまい囁き」の原曲の歌詞中に、イタリア語の発音でパローレというフレーズがサビを中心に何度も出てくるインパクトから命名されている。

あらすじ

中年男・山田と結婚相談所で出会った女・幸子は互いに惹かれながらも、一向に恋人らしい関係には進展せずにいた。そんな中、二人は幽霊たちが集まるクラブにたどり着く。そして幽霊の中でひときわセクシーに踊る男・フェデリコが幸子を引っ張り出し無理やり踊り始める。一方山田は血まみれの幽霊・石原と交流を深めてゆく。果たして人間と幽霊が入り混じった複雑な関係の行方は?

キャスト

スタッフ

  • 監督:前田哲
  • 原案:Lee Zen-too
  • 脚本:三浦有為子
  • 音楽:吉岡聖治、グループ・チェポレ[3]
  • 主題歌:小島真由美面影[3][4][5][6][7]
  • 挿入歌:烏丸せつこ&有田哲平「あまい囁き」・竹田高利&ヘンリー「かわいそんな娘」[3][4]
  • エンディング・テーマ:クレイジーケンバンド with 荒木一郎いとしのマックス[3][5]
  • 企画・製作:横山和幸、新田博邦
  • エグゼクティブプロデューサー:大平義之
  • プロデューサー:亀田裕子、石田和義
  • 撮影:山本英夫[1][2][3][4]
  • 照明:宮尾康史[3]
  • 美術:大藤邦康[1][2][3][4]
  • 録音:阿部茂
  • 録音助手:小池利幸、小清水建治[4]
  • 編集:伊藤伸行[1][2][3][4]
  • 助監督:久保朝洋、是安祐、間庭奈奈[2][4]
  • 制作担当:田嶋啓次[3][4]
  • 制作進行:松尾章人[3]
  • 衣裳(スタイリスト):長町佳奈子[3][4]
  • 衣裳助手:荒木里江[4]
  • ヘアメイク:宮崎智子
  • ヘアメイク助手:砂川由加里
  • スチール:西村彩子[3]
  • ネガ編集:福井康人[4]
  • 企画会社:ミューズ・プランニング[1][2] 
  • 製作会社:ケイズ・ピクチャーズ[1][2][3][4]
  • 製作協力:フォワード・グループ[3][4]
  • 配給:K&M[1][2][3][4]

エピソード

  • くりぃむしちゅーの二人が笑っていいとも!のテレフォンショッキングに出演して映画を宣伝したところ、エンディングでさまぁ〜ず三村に「もうこれわかったよ!行かねぇから!」とつっこまれてしまった。ちなみに有田はこの時プチ自慢カーニバルのコーナーにも出演し、高田延彦長州力の物まねを披露している。
  • 基本的にギャグのないラブストーリーで、上田、有田ともに真面目に演じながらも、双方とも大味過ぎる演技力を露呈してしまっており、公開直後からくりぃむしちゅーの二人にとっての「黒歴史」として、バラエティ番組で盛んにイジられた。

脚注

注釈

出典

  1. ^ a b c d e f g “パローレ 甘い囁き”. 日本の映画情報を検索 日本映画情報システム. 2011年7月31日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h “映画 パローレ (2004)について 映画データベース”. Allcinema. 2012年5月6日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o “作品情報:パローレ - 日本映画専門情報サイト:fjmovie.com”. 有限会社 日本映画街フォーラム. 2010年3月14日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n “パローレ”. 日本映画データベース. 2010年3月14日閲覧。
  5. ^ a b “パローレ”. 映画の時間. 2010年3月14日閲覧。
  6. ^ “新作「面影」は珠玉の5曲入りで好評発売中。 表題曲は来春公開の映画「パローレ」の主題歌に決定。 - リリース情報”. ポニーキャニオン. 2013年2月17日閲覧。
  7. ^ “5曲入りアルバム「面 おもかげ 影」 2003.11.19 ★TOPICS1★ “面影”が来春公開の映画「パローレ」(前田 哲監督) の主題歌に決定! - NEW RELEASE”. 小島麻由美Official Site. 2013年6月6日閲覧。

外部リンク

  • パローレ - allcinema
  • パローレ - KINENOTE
  • くりぃむしちゅー主演映画!『パローレ』初日舞台挨拶 – レポート – CINEMATOPICS