ハリバドラ

曖昧さ回避 ジャイナ教の哲学者については「ハリバドラ (ジャイナ教)」をご覧ください。

ハリバドラ: Haribhadra, 獅子賢)とは、インド仏教中観派の僧侶。なお、ジャイナ教にも同名の論理学者がいるが、別人である。

唯識派の祖であるマイトレーヤ(弥勒)の著とされる『現観荘厳論』を、中観派の立場から註釈したことで知られる[1]

チベット仏教では、シャーンタラクシタ(寂護)の弟子の1人とみなされたり[1]、『秘密集会タントラ』の解釈・実践の二大流派の1つである「ジュニャーナパーダ流」の創始者ジュニャーナパーダの師とみなされたりもする[2]

著作

  • 『現観荘厳論光明』(大註)
  • 『(現観荘厳論)小註』

脚注・出典

  1. ^ a b ハリバドラとは - コトバンク/世界大百科事典
  2. ^ チョムデンリクレル著『弥勒法の歴史』 ―テクストと和訳― 加納和雄・中村法道

関連項目

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