ノハラナデシコ

ノハラナデシコ
ノハラナデシコの花
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : ナデシコ亜綱 Caryophyllidae
: ナデシコ目 Caryophyllales
: ナデシコ科 Caryophyllaceae
: ナデシコ属 Dianthus
: ノハラナデシコ
D. armeria
学名
Dianthus armeria L.
和名
ノハラナデシコ

ノハラナデシコ(野原撫子)は、ナデシコ科ナデシコ属の1種の一年草で、学名はDianthus armeria L.[1][2]

ヨーロッパ原産で、1967年に長野県で確認され本州から九州で帰化している[2]。茎は地表近くで分枝し[3]、上部にちぢれた短い毛がありその高さは 50 cm となる[2]。根生葉はへら形で柄があり、茎の葉は対生し線形で柄がなく両面に毛があって[2]、直立するかやや開く[4]

花期は 5 - 7 月で[3]、花は数個ずつ束生し、がくに接して 3対の細毛のある苞葉がある[2]。花には淡紅色に白い点のある花弁[3]が 5 枚ある[2]

果実は蒴果で、熟すると先端が 4 つに裂開する[2]。種子は黒色で卵形で 1.2 mm[2]

画像

  • ノハラナデシコ Dianthus armeria L. の種子
    ノハラナデシコ Dianthus armeria L. の種子
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脚注

  1. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-) YList
  2. ^ a b c d e f g h 『日本帰化植物写真図鑑』 (2001)、p.34
  3. ^ a b c 植物雑学事典:ノハラナデシコ
  4. ^ 植物雑学事典:ノハラナデシコの葉

参考文献

外部リンク

  • 米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList):ノハラナデシコ 2011年7月29日閲覧。
  • 岡山理科大学総合情報学部 生物地球システム学科 植物生態研究室(波田研)「植物雑学事典」ノハラナデシコ - ウェイバックマシン(2007年7月4日アーカイブ分) 2011年7月29日閲覧。
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