スタンガン高村
スタンガン高村(スタンガンたかむら、1967年 - )は、日本のプロレスラー、実業家。本名は高村 洋行(たかむら ひろゆき)。静岡市葵区出身。デビュー以来一貫してヒールとして活動している。
来歴
1990年代初頭、当時アマチュアプロレス団体であったJWA東海(現:JWA東海プロレス)において、タイガー・ジェット・シンの影響を彷彿とさせる(入場テーマ曲は「サーベルタイガー」)極悪ヒールとして人気となった。
2000年代に入り、本業である電気工事・運送業のかたわら、プロのインディー団体の興行に参戦するようになり、地元の静岡プロレス(2005-2009年)でも活動していた。
2008年からは自身の会社の駐車場などで自主興行も行なっており[1]、2008年8月には鈴木みのるとシングルマッチで激突[2]したり、2009年12月には大仁田厚と有刺鉄線デスマッチを行う[3]など、大物プロレスラーと対戦する機会もあった。
人物
電気グルーヴのピエール瀧(ミュージシャン、マルチタレント)は静岡市立籠上中学校時代の同級生で、一緒にプロレスごっこに興じる仲だった。のちに、静岡プロレスの観戦に来ていた瀧と旧交を温め、エッセイの題材になったり、ピエール瀧のしょんないTVにたびたび出演したりしていた。瀧からは野良レスラーと呼ばれていたが、高村自身もまんざらではなく、「野羅レスラー」というグッズを制作している。2015年頃からは引退をほのめかしており、2019年に瀧が不祥事を起こした際にインタビューを受けた高村の肩書きは「元プロレスラー」となっていた[4]。
モデルとなった作品
- 『電気グルーヴのメロン牧場 花嫁は死神』(ROCKIN'ON JAPAN連載)
- 『まほろ駅前番外地』第一話(2013年4月、テレビ東京系)
- 脚本・演出をした大根仁は高村への取材を行なっており[5]、スペシャルサンクスとして電気グルーヴと共にクレジットされた。
脚注
[脚注の使い方]
- ^ “地方プロレス元気に スタンガン高村さん(静岡)自主興行”. 47NEWS. (2009年12月24日). http://www.47news.jp/localnews/hotnews/2009/12/post-20091224085101.html 2013年11月5日閲覧。
- ^ “試合結果速報 8/2 FU★CK! SUMMER NIGHT FEVER in 静岡”. 週プロモバイル. (2008年8月2日). https://wp.bbm-mobile.com/sp2/Result/ResultShow.asp?s=013777 2020年9月16日閲覧。
- ^ “試合結果速報 12/26 スタンガン高村自主興行 さようならスタンガン!!~焼津最終章~”. 週プロモバイル. (2009年12月26日). https://wp.bbm-mobile.com/sp2/Result/ResultShow.asp?s=017477 2020年9月16日閲覧。
- ^ “なぜコカイン使用の疑いで逮捕された? 父親・友人が語るピエール瀧容疑者の“素顔””. FNN.jpプライムオンライン. (2019年3月14日). https://www.fnn.jp/posts/00436730HDK 2019年3月16日閲覧。
- ^ 大根仁 (2013年1月6日). “メロン牧場 花嫁は死神 THE MOVIE”. 2013年11月5日閲覧。
外部リンク
- TEET 高村電設運輸株式会社 - 高村の本業。
- 高村電設運輸 (@stangun_takamura) - Instagram