ギリウイ川
ギリウイ川 | |
---|---|
ゼヤ川水系 | |
延長 | 545 km |
平均流量 | 209 m³/s |
流域面積 | 22500 km² |
水源 | スタノヴォイ山脈 |
河口・合流先 | ゼヤ川 |
流域 | アムール州 |
テンプレートを表示 |
ギリウイ川(ギリウイがわ、ロシア語: Гилюй)は、ロシア極東部のアムール州を流れる長さ545kmの川で、ゼヤ川の支流の一つである。清朝時代は吉魯河と呼ばれていた。
概要
スタノヴォイ山脈の南斜面にある400以上の湖に発し、ゼヤ川水力発電所のダム湖に至る。ダム湖の南部に北西方向から流入し、約30kmの細長い湾を形成している。この湾ができる前は流速が最大5m/sに達し、浅瀬や急流が多数存在した。 水力発電所を作るプロジェクトがあり、計画では高さ104m、462MWの容量と11.46億kW/hの年間出力を持つ。2015年時点で建設の開始時期は未定であるが、2014年11月9日にはルスギドロと中国長江三峡集団公司の間で契約が結ばれた。[1]
支流
脚注
- ^ “ルスギドロと中国長江三峡集団公司が協力協定を締結”. 2016年2月13日閲覧。
| ||
---|---|---|
アムール川本流 | ゴリン川(格楞河) - アニュイ川(敦敦河) - グル川 - トゥングースカ川 - ビラ川(奇穆尼河) - ビジャン川(畢瞻河) - ザヴィタヤ川 - フマル川(呼瑪河) - ウルシャ川(額哩河) - アマザル川(格爾必斉河) | |
スンガリ川水系 | スンガリ川(松花江) - 牡丹江 - 呼蘭河 - 拉林河 - 阿什河 | |
ノン川水系 | ノン川(嫩江) - ガン川(甘河) - ネメル川(訥謨爾河) - ノミン川(諾敏河) - ヤル川(雅魯河) - トール川(洮児河) - 霍林河 | |
アルグン川水系 | ||
ゼヤ川水系 | ゼヤ川(精奇里江) - セレムジャ川(西林穆丹河) - ギリウイ川(吉魯河) - トミ川 - デプ川(濘泥河) | |
ブレヤ川水系 | ブレヤ川(牛満河) - ウルガル川 - ティルマ川 - ニマン川(斡倫奇河) - トゥユン川 | |
アムグン川水系 | ||
ウスリー川水系 |