ガラクチノール

ガラクチノール
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識別情報
PubChem 11727586
日化辞番号 J475.283J
KEGG C01235
MeSH galactinol
特性
化学式 C12H22O11
モル質量 342.3 g mol−1
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ガラクチノール(Galactinol)は、myo-イノシトールガラクトースが結合したガラクトシド(ガラクトース配糖体)。植物のストレス応答と関係がある。[1]

代謝

  • 植物中のガラクチノール合成酵素であるイノシトール 3-α-ガラクトシルトランスフェラーゼ(英語版)(EC 2.4.1.123)により生合成される。
  • ガラクチノールはラフィノースの前駆体で、ラフィノース合成酵素のイノシトール 3-α-ガラクトシルトランスフェラーゼ(英語版)によりスクロースにガラクトースを転移するための基質となる。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “Significance of galactinol and raffinose family oligosaccharide synthesis in plants”. Frontiers in plant science. (2015). doi:10.3389/fpls.2015.00656. PMC 4549555. PMID 26379684. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4549555/.