カメラメーカー
カメラメーカーとは、カメラを製造しているメーカー。この項では静止画を撮影するカメラ・放送用、民生用ビデオカメラの製造メーカーについて述べる。
概要
カメラメーカーはレンズ、双眼鏡、眼鏡などの一般用光学製品のほか、半導体用ステッパー、など産業用光学製品、光学顕微鏡など研究所用光学製品、内視鏡など医療用光学製品、複写機など事務機器を製造していることも多い。このため、発祥はカメラ製造専業であっても、現在はカメラ以外の製造・販売が大部分を占めるメーカーも増えた。近年はデジタルカメラの普及により、異業種である電機メーカーの参入が目立つ。
また、以前から存在するカメラメーカーであっても、フィルムカメラの製造を打ち切ったり、一部の機種のみの販売とするなど、デジタルカメラへ製造の中心が急速にシフトしている。また、新技術を導入するだけの企業体力がなかったり、競争に敗れたりなどの理由により、カメラ製造から撤退するメーカーもある。これらの状況から、写真用フィルムを使用するカメラの製造は、急速に減少している。カメラの歴史の項も参照のこと。
生産中
日本
デジタルカメラのみ、もしくはデジタルカメラが主力となっているメーカー
- キヤノン (EOS)
- ニコン (Zシリーズ、Dシリーズ、COOLPIX)
- ソニー (サイバーショット、αシリーズ〈コニカミノルタから継承〉)
- フジフイルム (GFXシリーズ、Xシリーズ、写ルンです)
- OMデジタルソリューションズ (OMシリーズ、PEN、Toughシリーズ〈オリンパスから継承 〉)
- パナソニック (LUMIX)
- リコーイメージング (RICOH、PENTAX〈旭光学工業[旧ペンタックス]がHOYAに事業譲渡、その後リコーに事業を継承〉)
- シグマ (fpシリーズ)
- ケンコー・トキナー (KCシリーズ、Pieniシリーズ)
- ナガオカ(movioシリーズ)
- Phase One Japan (マミヤから継承)
- ケンコープロフェショナルイメージング (国内又は海外ブランドカメラ、業務用カメラ、照明等を取り扱う会社)
フィルム用カメラ、もしくは大判カメラが主力となっているメーカー
放送用ビデオカメラ(カムコーダー)、もしくは民生用ビデオカメラが主力となっているメーカー
放送用ビデオカメラは、電機メーカーのソニー、キヤノン、パナソニックも制作している。なお2024年現在、民生用ビデオカメラはソニーとパナソニック、ケンコーしか生産していない。
- Canon EOS R100
- Nikon Z 5
- Sony α1
- Fujifilm X-H2S
- OM System OM-5
- Panasonic Lumix DMC-G85
- Pentax K-3 Mark III
- Ricoh GR IIIx
- Sigma fp L
- Toyo Field 45
- Wista 45
- Horseman Axella
- Sony HandycamHDR-HC1E
- Ikegami Tsushink
- JVC AVCHD JY-HM70
- Hitachi SK-UHD4000
ドイツ
スウェーデン
スイス
- アルパ
- ジナー
アメリカ
中国
ロシア
- ゼニット(Krasnogorsky Zavod社)
ウクライナ
- キエフ
オーストラリア
デンマーク
オランダ
- カンボ
イギリス
- Intrepid Camera
生産終了
詳細は「Category:カメラメーカー・ブランド」も参照