アソリン
「アリソン・ベッカー」とは異なります。 |
アソリン(スペイン語:Azorín、本名:José Augusto Trinidad Martínez Ruiz、1873年6月8日 - 1967年3月2日)は、スペイン・アリカンテ県モノベル(英語版)出身の小説家・文芸評論家。「98年世代」のひとり。
1888年から1896年にかけ、マドリードやバレンシアの大学で法律やアナキズムを学んだ。フランスの哲学者であるミシェル・ド・モンテーニュの文献に心を惹かれ、小説家になることを決意する。
独自の簡潔な文体でひなびた感覚のエッセイで地位を確立した。また、文芸評論家としてスペインの古典作家を再評価し、文学の革新運動に力を尽くした。
1967年3月2日にマドリードで亡くなった。
参考文献
- 高津春繁、手塚富雄、西脇順三郎、久松潜一 著、相賀徹夫 編『万有百科大事典 1 文学』(初版)小学館〈日本大百科全書〉(原著1973-8-10)。
- “アソリンとは”. コトバンク. 2012年9月7日閲覧。
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